ここ数回、マルタ留学に欠かせない航空会社の一つ「ライアンエアー」についてのニュースをシェアしてきました。今日は大きく変わってワインのお話。自国ワインの生産もしているマルタですが、今年の気候の影響で今年はワインの生産量が落ちてしまうというニュースが出ていました。
Marsovinというワインメーカーをご存知でしょうか?マルタ最大の高級ワインメーカーで、国内で生産されるぶどうの50〜55%を使用しているといわれています。そのマルヴィソンが、今年1月〜6月の気候が昨年よりも涼しかったためにぶどうの収穫がかなり遅くなる見込みであると発表しました。
マルヴィソンによると、ぶどうは通常春に芽が出て、その後葉をつけ花を咲かせるとのこと。それが今年の6月頭までの涼しい気温により遅れているということです。
また、5月にべと病という植物病害が発生したことによりĠellewża、Girgentinaという二つの銘柄の生産量が半分となってしまうこともあり、今年のワインの生産量は昨年に比べて20%減る予想とのこと。この二つの銘柄は需要が増えているそうですが、生産が追いつかなさそう。
ほとんどは赤ワインに使用されるそうですが、この半年間で十分に熟さなかったぶどう熟するまで待っておく必要があります。万が一9月に気温が低かったり日照時間が短かったり、また湿度が高かったりする場合はさらに熟するのに時間がかかるとのこと。
2019年のマルタワインは少し貴重になりそうですね。また、需要が増えているというĠellewża、Girgentinaの二つは見つけたらぜひ飲んでみてくださいね!:)