マルタの航空会社といえばAir Malta(マルタ航空)。マルタ国際空港を拠点とする航空会社ですよね。そのマルタ航空が9月1日、エジプトのカイロへの運航を再開しました。
なんとカイロへの運航は12年ぶりとのこと。ずいぶん前ですね。マルタ→カイロ便は毎週木曜日と日曜日、カイロ→マルタ便は毎週金曜日月曜日の運航になるとのことです。当面は週2回の運航ですが、今後は週3回に増やして行く予定もあるそうです。
マルタ航空にとってカイロは42番目の就航先であり、北アフリカの中ではチュニジアとモロッコに次いで3番目になります。北アフリカの中の主要国へは運行することになります。1年目は25,000人の乗客数を見込んでいます。
フライト代は71ユーロ/1620エジプトポンド(=8500〜9000円)からとのことで、既に300人が往復便を予約しており、そのうち75%は他の国へ乗り継ぎがあるとのこと。つまり今回の運航再開はマルタからカイロ、カイロからマルタへの旅行だけでなく、それぞれの国が中継地としても大きな役割を果たすということですね。以前マルタに行った際、日帰りでエジプトに行こうかと無茶なことを思いつきフライトを調べとんでもなく時間とお金がかかることを知って早々に諦めた私からするととても羨ましく朗報です。
革命以降観光業が低迷しているエジプトにも観光客が戻ってきていますし、さらなる観光客の増加とマルタ・エジプト2カ国間の貿易にも良い影響を与えてくれると良いですね。