マルタ留学は昨今テレビなどの影響で徐々に人気が出ている留学先となっています。「テレビや雑誌でマルタ留学について知って留学に行きたくなった」というお問い合わせも少なくありません。しかしながら、マルタ留学の細かい部分まで把握しているかというとやはりそうではないため、マルタという留学先をしっかりと決定するためにもここではマルタ留学の基本情報をしっかりとまとめましたので全体感を把握していきましょう。
マルタの場所・行き方・フライト
少し小さいですがわかるでしょうか。イタリアの南に位置する小さな島国がマルタです。マルタはイタリアとアフリカ大陸の間の地中海に位置するため「地中海のヘソ」というような呼ばれ方もされています。本島のマルタ島、そして西に位置するゴゾ島、その間に位置する小さなコミノ島と無人島からなる島国です。
日本からマルタへのフライトは残念ながら直行便はないため乗り換え・トランジットは必須となります。トランジットはヨーロッパ各国から可能ですが、やはりすぐ北に位置するイタリアからのトランジットが多くなっています。日本からヨーロッパ各国までが15時間ほど、そこからトランジット含めて合計20時間ほどのフライトでマルタに到着します。
マルタ留学のフライト費用は安い時期であれば往復8万円ほど、夏のベストシーズンであれば往復15万円ほどになります。
マルタの言語
マルタの公用語はマルタ語と英語となっており、現地人同士の会話はマルタ語ですが英語話しかけると英語で会話をしてくれます。イタリアからリゾート休暇を求めてマルタに来る人も少なくないためイタリア語が通じるところもあります。
マルタの気温
マルタはリゾート地としても有名なため1年を通して過ごしやすい気温となっています。夏の最高気温は東京とあまり変わらないですが、雨がほとんど降らないため快適に過ごすことができます。マルタの冬は東京よりは温かいですが、リゾートというには少し肌寒くなりますのでパーカーなどすぐに着れるものがあると便利です。
夏は服のまま海飛び込んでも、少し歩いている内にすぐにすべて乾いてしまうほど気温が高いだけでなく、太陽の光もとても感じることのできる国です。
マルタと日本の時差
3月から10月まではマルタはサマータイムとなっており時差は7時間です。日本のほうが早いため、日本が18時の時にマルタは朝の11時となります。この時期以外は冬時間となり、時差は8時間となります。
そのため平日は日本で仕事が終わったかと思えばマルタでは始まり、マルタで終わる頃には日本は深夜、という具合ですので、なかなか日本の友人やご家族と時間を合わせて電話などするタイミングがつかみにくくなっています。
マルタ留学で必要になるビザ
3ヶ月までの留学の場合は観光ビザで滞在・留学ができるため日本でも現地でも手続きは特に必要ではありません。
3ヶ月以上の場合も日本ではなく、マルタ現地での手続きになるので日本での事前手続きなどは必要ではないのでビザの面では比較的留学しやすい国となっています。
マルタの物価は高い?
結論から言うと外食は高いですが、それ以外は高いというわけではありません。自炊をする分には問題なく日本と同じような感覚で過ごすことができます。ただ、ヨーロッパはどこの国もそうですが、外食はちょっとしたランチのパスタを食べただけで2,000円以上は簡単に超えてしまうので、気をつけてください。
マルタのコンセント・電圧・プラグの形は?
マルタ国内のコンセントの電圧は240ボルトで日本とは異なるため、日本のドライヤーなどの電化製品は変圧器が必要になります。パソコンやスマートフォンの充電くらいであれば変圧器なしでそのまま使うことができます。
プラグの形はヨーロッパでは主流の3つ穴のBFタイプとなりますが、EU諸国共通のCタイプが使えるホテルなども増えています。現地でも調達できますが、日本でも数百円で購入できますので、現地で慌てないように先に準備しておきましょう。
マルタではチップが必要?
ヨーロッパではチップが必要になることも少なくないですが、マルタの場合はレストランなどの料金にはほとんどチップがサービス料として含まれていますので、その場合は別途支払う必要はありません。自分が金額以上のサービスを受けた際などには追加してあげるとベターです。
ほとんどが含まれていますが、そうでない場合でもランチで10%ほど、ディナーで15%が最低限の相場となっています。
マルタの水道水は飲める?
海外に出かける際には現地の水道水が飲めるのかどうかは非常に気なるところですね。マルタでは水道水をそのまま飲むことが可能です。海に囲まれているため、たまに塩味がすることもありますが飲料水としては問題ありません。
もちろんミネラルウォーターもありますので気になる方は購入して利用してもOKです。マルタ大好きALL-MALTAスタッフは毎回水道水をそのまま飲んでいますよ。
マルタのタバコ事情は?
レストランやショップ、ホテルなどの公共の建物内では喫煙は禁止されています。レストランやカフェのテラス席、ホテルのプールサイドなど屋外はタバコが吸えるところもあります。大手のホテルでは喫煙可能なお部屋を設けていることもありますが、事前に確認しましょう。
マルタの税金事情は?
マルタではほとんどの商品にVATと呼ばれる税金(付加価値税)が18%かかっています。EU以外の出身者は1レシートの合計が€100以上であれば、申請をすることで税金の払い戻しをしてもらうことができます。帰国時、EU圏を出る国の空港などで申請を行いましょう。