留学する国、勉強する学校が決まれば、いよいよどこに滞在するか?悩まれる方も多いのではと思います。今回はマルタ留学の滞在事情についてまとめたいと思います。
マルタ留学での滞在方法
マルタ留学で滞在する方法は、①ホームステイ、②学校の学生寮、③アパートがあります。それぞれにメリットとデメリットがあるのでそれらについて詳しく書いていきたいと思います。
① リアルな生活を体験できる!ホームステイ:ビジネスライクな家庭やハウスルールが厳しいことも
ご存知の通り、ホームステイとは現地の方のおうちに居候させてもらう滞在方法です。ホームステイするメリットとしては、マルタでのリアルな生活を体験することができることや、ホストファミリーからマルタの生の情報を教えてもらえること、マルタに帰る場所が出来る等いろいろあります。
しかし、マルタのホームステイは空き部屋を貸すというビジネス的一面があるので、他の国のホームステイに比べると少し冷たい印象を受けるかもしれません。ホストファミリーにどこかへ連れていってもらえる等の期待はしないようにしましょう。
また、マルタは日本の淡路島よりも面積が小さい島国です。一つのホームステイ先に留学生が複数名滞在しているなんてことはマルタ留学ではよくあることです。もちろん、あらかじめ希望をすれば一人でのステイが可能な場合もあるので、ホームステイ手配先に相談をしてください。
それから、マルタは水道代や電気代がとても高いので、水や電気の使用を制限するハウスルールを設定しているホストファミリーもいらっしゃいます。厳しいハウスルールに窮屈さを感じる方もいらっしゃるかもしれません。
② 学校に近く、友達もできる!学生寮:周りの誘惑に負けない自己管理が必須!
マルタの学生寮は、大きな語学学校だと学校内に寮がある場合もありますが、基本的にはアパートを一時的に寮として使っている学校が多いです。学生寮のベーシックな構造は、共用のリビングルームとバスルーム、ベッドルームが2部屋で、一つのアパートメントルームに最大4人の学生が一緒に生活します。各ベッドルームはシングルルーム又はツイン/トリプルルームとなっていて、選択が可能です。(費用のことを考えるとツイン/トリプルの方がリーズナブルです。)家具等や食器等生活に必要な物はすべてそろっており、またWiFiも完備されているところがほとんどなので到着してすぐに生活ができるようになっています。
学生寮に滞在することの良い点は、なんといっても学校が近いことと同じ学校に通う留学生が住んでいることです。通学の時間が短ければ、その分勉強や友人との交流に時間を充てることができます。特にマルタは放課後のアクティビティも多いので、限られた時間を有効に使いたいですよね。また、同じ講義をうけている留学生と仲良くなれたり、学校以外で交流をはかることができます。
ただし、悪い点もあります。学校の寮はホームステイ等に比べるとずっと自由度が高い点です。リゾート地マルタならではですが、マルタ留学にくる学生の中にはホリデー感覚でくる方もいらっしゃいます。自分できちんとコントロールしないと誘惑に負けて遊び過ぎてしまう可能性があります。
③ 自分のペースで生活できる!アパートメント:英語使う機会が減るかも。英語での交渉力が必須!
マルタでアパートの賃料に含まれるものは価格や物件によって異なりますが、生活に必要な家具やキッチン用品等が含まれている物件がほとんどです。中には、電気代、水道代や掃除代も含まれてる物件もあります。マルタ留学でアパートに滞在することの最大のメリットは自分のペースで生活ができることです。また、自力でアパートを探すのでマルタでの生活力や交渉力を身につけることができます。
但し、デメリットもあります。
物件の交渉にはかなりの語学力が必要です。語学力にあまり自信がない方にはあまりお勧めできません。また、何かトラブルが発生した際も誰にも助けてもらえないので自力で解決しなければなりません。そしてアパートに滞在する最大のデメリットは、ホームステイや学校の寮に比べると断然コミュニケーションの時間が減ってしまうことです。シェアメイトがいればともかくせっかく習った語学をアウトプットできる場所を家以外に探さないといけません。
いかがでしたか。
滞在先によってそれぞれに違った魅力があるので、ご自身にあった住居で快適なマルタ留学生活を送ってください。