マルサシュロックとは??
マルサシュロック(Marsaxlokk)とは、マルタ島最大の漁村。「港」を意味するマルタ語の「マルサ」と、北アフリカからこの地域に吹き付ける風「シロッコ」が組み合わさってこの名前になったそう。賑やかな屋台やルッツと呼ばれるカラフルな舟がとても印象的です。
深い入り江は漁船にとっては快適ですが、親友者にとっても同様にありがたいものです。そのため、マルサシュロックでは数々の攻防が繰り広げられた過去があります。オスマン・トルコ軍との初戦、ナポレオン率いるフランス軍が上陸したのもこの場所でした。近年には冷戦の終結を宣言したマルタ会議が行われたのもこのマルサシュロックの海上でした。
さて、そんなマルサシュロックの見どころを見ていきましょう!
行き方
・バレッタから
シティ・ゲートを背にして右手に見えるバス81番か85番で大体30~40分。夏季は帰りのバスが混雑することがあるのでチェックを忘れずに!
・セントジュリアン ・スリーマから
行き方はたくさんあるが、乗り換えが必要でおよそ1時間半かかる。
見どころ
・カラフルな舟ルッツ!
この舟、綺麗じゃありませんか?伝統的なマルタの船ルッツ(Luzzu)です。マルタの港ではたくさん見ることができますが、特に最大の漁村マルサシュロックではおびただしい数のルッツを見ることができます。カラフルな光景はインスタ映え間違いなし!
鮮やかな青を基調とし、黄色や赤で縁取りされています。よく見ると軸先には一対の目が必ず描かれており、悪天候や不漁から両氏を守る魔除けと海のお守り。オシリスの目と呼ばれていて、フェニキア人から伝えられたとも言われています。
・賑やかな市場
マルタの楽しみ方の一つに市場巡りがあります。マルサシュロックではなんと月曜日を除くと毎日、午前中に港沿いで市場が開かれています!中でも日曜日には魚介類、野菜、特産品である蜂蜜、お菓子、タオルやリネンなどが屋台に並ぶマーケットが開かれます。オススメのお土産はマルタレース。繊細な模様が特徴的です。
市場には観光客だけでなく地元の人もよく集まっていて、風通しの良いカーテンが人気なんだとか。人混みがたくさんあるので、スリに気をつけるようにしてください!
漁村ならではの魚がたくさん並ぶ屋台や量り売りをしているところもあります。もしマルタに留学中で料理のできる方なら、新鮮な魚を調達できるチャンスです!
・やっぱりシーフード
やはり漁村に来たからには魚介類、食べたいですよね。マルサシュロックには魚介類がメインのレストランがたくさんあります。とれたてで新鮮な魚介類を堪能してみてはいかがでしょう?
マルサシュロックには以上のような魅力がたくさん詰まっています!ぜひみなさんもマルタに留学中はバレッタなどの市街地だけでなく、活気溢れる漁村にも足を運んでみてください!