基本情報
・日本との時差
マルタは地中海の中の島国です。イタリアの南にあり、ヨーロッパ中央時間 (UTC+1, CET) が使われています。
日本との時差を考えると、
・サマータイム中:−7時間
・その他:−8時間
と日本より時間が遅れていて、日本の朝にちょうど日付が変わるぐらいです。マルタ留学中に家族や友達と連絡する時は参考にしてください。
サマータイムは3月最終日曜日から10月最終日曜日の間になっています。
・シエスタに注意!
マルタにはシエスタと呼ばれる、お昼休憩の文化があります。多くのお店が正午〜16時ごろまでシャッターを下ろしているので買い物する際は注意してください。いっそのことシエスタを楽しんでお昼寝してみたりすると楽しいかもしれません。マルタ留学から帰ってきたらシエスタなしの生活に耐えられない、なんてことはきっとありません。
・言語
現在の公用語はマルタ語と英語です。マルタは観光業にも力を入れているため、よほど人の少ない田舎などに行かない限りは英語が通じます!やった!
イギリスに領有されていた歴史を持つため、使われているのはイギリス英語です。アメリカ英語との言葉の違い(restroom と toilet など) には注意してくださいね。マルタで話されている英語はマルタ英語と呼ばれ、いくつか特徴があります。マルタでの留学中に耳にすることでしょう。
1934までイタリア語も公用語でした。(近いですもんね。) 現在もイタリア語のテレビ放送が多いため、イタリア語も通じる人が多いみたいです。チャレンジしてみたい方はぜひ。
・電源プラグ
マルタで使用できる電源プラグはBFかCタイプ(写真の奥二つ)なので、日本の電化製品を使うには変換プラグが必要です。電圧は240Vと日本と違います。カメラやスマートフォンなどは対応していることが多いですが、ドライヤーなど対応してない場合があります。誤った使い方をするとショートして壊れてしまう可能性もあるので注意してください。
・水は飲めるのか?
なんと水道水は飲めます!が、味が気になる方やお腹の弱い方はミネラルウォーターを買う方が無難です。
お金
やはり留学生活で一番気になるのはお金ですよね。通貨やカード、銀行、税金、チップなどについて紹介します。
・通貨
マルタはEUに加盟しているので通貨はユーロ (EUR, €) です。コインと紙幣はそれぞれ
コイン:1, 2 ユーロ、1, 2, 5, 10, 20, 50 セント (サンチーム) の8種類
紙幣:5, 10, 20, 50, 100, 200, 500 ユーロ の7種類
があります。両替を現地でする場合はホテルなどだとレートがあまり良くないです。また、高額紙幣はお店によって拒否されることもあるので、大きなお店で両替してもらうか、カードを使うなどした方がいいです。あ、どのカードが使えるかについて説明していませんでしたね。
・使えるカード
多くのお店でVISA, Master, アメックスなどは使えます。JCBは使えないお店もあるので注意してください。また、個人の商店や小さなお店などはカードの使用そのものができない場合があるので、現金はいくらか持ち歩いているといいでしょう。
・銀行
マルタの銀行は大体
・平日は8:30~12:30
・土曜日は8:30~11:30
・日曜日休み
となっています。空港での両替や市街地にある日の丸マーク付きの自動両替機での両替は24時間利用できます。
・税金
マルタでは付加価値税18%がついています。ヨーロッパ圏外在住者は一定基準を満たせば免税措置のようなものがありますが、ひとつの店舗で€300~€400程度買う必要があり基準はなかなか厳しめです。一度にたくさんショッピングをする予定の方は確認してみてください。
・チップ
マルタのホテルやレストランでは、お会計にサービス料が含まれている場合があります。その時はチップを払う必要はありません。サービス料が含まれていない時やタクシーに乗った時は、料金の10%を目安に渡すとよいでしょう。
ホテルのルームサービスなどは€1~2程度だとされています。
日本にはないチップの文化ですが、根本にあるのはサービスに対するお礼の気持ちです。とてもいいサービスを受けて感謝したいときは多めに渡すもよし、逆も然りです。
交通機関
マルタではバス移動がメインです。前払いで、以下の料金を払えば2時間以内乗り放題です。
・夏季:€2
・冬季:€1.5
・夜間:€3
お釣りが出ないためぴったり払わないといけません。
この他にも、7日間乗り放題カード (€ 21)、12回利用カード (€ 15)、各種定期券を買うこともできます。手に入れたい場合は大きなターミナル駅または空港まで行きましょう。
医療機関
マルタでは受信料が一回¥1,500程度で、薬代も高くて数千円程度だそうです。オススメの病院などは留学先の学校に聞いた方が信頼度の高い情報を得られます。