冬休みシーズンのマルタは意外と寒い
理由1:体感温度の低さ
マルタといえば海に囲まれたリゾート地…ですが冬はやってきます。気温にすると東京より数℃暖かいものの10℃代ですので、同時期の海の温度の方が高いです。しかもアフリカ大陸からの冷たい風(シロッコ)が吹き付けるため体感温度はより低くなります。島国なのが余計に風の強さを感じさせます。12~2月にかけて特に冷え込み、3月になると暖かくなってきます。
皆さんもおそらく、冬に風が吹きつけてきたら「さむっ」と言うでしょう。それです。日差しは暖かいんですけどね。
理由2:雨季が冬と重なる
降水量の少ないマルタですが10月〜3月は雨季に当たります。冬の風然り、冬の雨も寒さを増長させますよね。1日中しとしと降る雨ではなくて、1日のうち何回かに分かれて雨が降ります。出かける時は雨具を持つようにしましょう。雨風をしのげるウインドブレーカーなどが便利かもしれません。
また、水捌けが悪くて靴がびしょ濡れになることもしばしば。気になる方は防水性能のある靴や長靴を持っていく(現地で買う)ようにしましょう!海辺は増水して危険ですので、不要不急であれば近づかないでください。
理由3:石造りの建物は風通しが良くて寒い
マルタの建物は地中海らしく石造りのものが多いです。美しい反面、風通しが良く保温性が低いのが難点。例えばふらっと入ったお店や下宿先にエアコンがなかったら、寒さとの戦いになります。
結局何を持っていけばいいの?
暖かい服装!
マルタの冬は普通に寒いです。防寒着は持っていきましょう。長期間留学される方は現地調達するのも手かもしれません。しかし冬休みに短期留学で行かれる方はダウンやコートを持っていくほうがいいでしょう。現地で買うアウターは特に安いわけではありません。ただ、いずれの方もヒートテックや厚手の靴下、もこもこのスリッパなどは現地で売っていないため必要であれば持参しましょう。
折り畳み傘などの雨具は必須
折り畳み傘、あればウインドブレーカーを持っていきましょう。雨が降ったり止んだりするので持ち運びやすいものをお勧めします。
マルタは冬でも暖かい国と紹介されがちですが、冬でも(東京よりは)暖かい(けど風と雨のせいでまあまあ寒い)国であることを認識の上、冬休みのマルタ留学を楽しんでください!