最近よく聞くマルタ留学。そもそもマルタってどんな国?と思う方も多いと思います。そんな方に向けて、マルタ留学に合う人合わない人と題してマルタ留学をご紹介。自分に合っているのか、もしくは別な国の方が合っているのか、ぜひ考えてみてくださいね。
マルタ留学に合う人
ヨーロッパ・旅行が好きな人
なんといってもこれ。日本に住む私たちからは少し想像がしにくいですが、EU(ヨーロッパ)内はモノはもちろん人の行き来がかなり楽。LCCを使うと移動費も安く済み、通貨もマルタと同じユーロです。留学中のお休みを利用してヨーロッパ旅行をしない手はありません。
ヨーロッパ好きな方にはたまらない留学先がマルタ。すぐ近くのイタリアはもちろん、その他のヨーロッパ圏だけでなく少し足を伸ばせば北アフリカにも行けちゃいますね。
海が好きな人
そしてマルタいえば海。なんといってもあの地中海の青い澄んだ海はマルタ留学の1番の魅力といっても過言ではないかもしれません。海でたくさん遊べる夏の留学はもちろんのこと、冬の留学で海に入れないとしてもあのきれいな海が毎日見られるなんて嬉しいですよね。学校によっては滞在先や学校から海が見えるところもあれば、夏の間のみプライベートビーチを開放している学校もあります。さすがリゾート国マルタですね。
世界中の人と友達になりたい!人
ヨーロッパを初めとしてたくさんの国から人の集まるマルタ。日本でもテレビなどで特集されることが増え、ちょっとしたマルタブームが起こっていますよね。マルタでは寮生活を選ぶ学生が多いこともあり、世界中から集まる留学生と一緒に授業を受け、そしてご飯を食べ、同じ寮で生活することができます。学校から寮も離れていないため授業終わりや夜も出歩きやすく、お友達を作り仲を深めることができます。
のんびりした生活が好きな人
こんな話があります。
時間に厳しい日本からマルタに留学をした日本人留学生が時間通りに来ないバスにイライラして待っていると、横にいたマルタ人のおばあさんは「そんなに慌てなくてもそのうち来るよ」と言ってバスを待ちながら編み物をしていたそうです。
日本ではあまり考えにくいお話ですが、マルタの生活はそれだけまったりしているということですね。せかせかした生活よりものんびりした生活がお好きな方にはぴったりではないでしょうか。
ヨーロッパの歴史が好きな人
マルタはヨーロッパと北アフリカの間の地中海に浮かんだ島であることから、ノルマン人、フェニキア人、ローマ帝国、アラブ勢力、スペイン勢力、英国軍などさまざまな勢力によって支配されてきた壮絶な歴史を持ちます。それゆえ歴史的建造物も多く残り、世界史やヨーロッパの歴史が好きな方は一度訪れてみたいと思う国の一つではないでしょうか?
マルタ留学に合わない人
誘惑に弱い人
観光地としても人気なマルタには誘惑がいっぱい。海で遊びたくなってしまうしお買い物には行きたくなってしまうしお酒も安く買えてクラブ文化もあり…と、遊ぼうと思えばいくらでも遊べてしまいます。
もちろん留学中にできたお友達と遊びに行って英語でコミュニケーションをとるもの勉強。ですが、毎日遊んでばかり、というわけにはいかないですよね。オンオフのメリハリを自分でつけるのが苦手、毎日強制的に勉強に集中できる環境が整っていてほしい…という方には厳しい環境かもしれません。
純粋な”英語圏”に留学をしたい人
ご存知のように、マルタの公用語はマルタ語と英語。英語が公用語になっているため町中に英語表記もあり現地の方はもちろん英語を話せますが、現地の方々が日常的に使用するのはマルタ語。フィリピン留学と少し似たところがありますね。学校の中ではもちろん英語ですし留学生は皆さん英語を学びに留学をしていますが、町中にはマルタ語が溢れています。留学スタイルからしても他の留学生とのふれあいが多くなるため世界中の英語を聞けるというメリットがありますが、英語のみの環境を好む方には合わないかもしれません。
留学中にアルバイトをしたい人
留学中に海外で生活をするのであればアルバイトをしたい!という方もたくさんいらっしゃいます。ワーキングホリデービザの需要が高いのもそのような希望を持つ方が多いことの表れ。海外でお仕事をできると、お金を稼げるだけでなくアウトプットの場も得られて一石二鳥ですよね。
ただ、マルタのアルバイト事情はワーキングホリデービザのある国などに比べるとまだ環境が整っていないというのが実態としてあります。マルタでは学生ビザ保持者が最大週20時間のアルバイトができるようになりましたが、まだ新しい制度であることやビザ申請とは別に就労許可を得るための申請が必要になることもあり、実際にお仕事をされている留学生はまだまだ少ないのが実態。
ワーキングホリデービザがなくお仕事をして長期滞在するには学生ビザが必要ですが、学生ビザで長期滞在するにはもちろんその間ずっと学校へ通っていなければなりませんし、学生ビザを取得しているからといって必ずお仕事がしたいという方には少し難しい環境かもしれません。
日本からの距離・時差が気になる人
日本からマルタへの直行便はなく、必ずどこか別な国で乗り継ぎをしなければマルタへ到着することはできません。トランジットの時間も入れると日本んお家を出てからマルタに到着するまで24時間以上かかることも少なくありません。そしてその時差は8時間(サマータイム導入期間は7時間)。
日本の家族とオンタイムで連絡が取れないと不安という方、また乗り継ぎが不安で直行便のあるところに行きたいという方には少しハードルの高い国かも…?日本から行って帰ってくるだけでも丸2日以上かかることを考えると、日本からは物理的にも精神的にもかなり遠い国。初めての留学などで近場に留学をしたいという方にはアジア圏やオセアニア圏への留学の方が合っているかもしれません。
いかがでしょうか?自分にはマルタ留学が合いそう、マルタ留学はあまり合わなさそう、といったところでマルタ留学の特徴が少しでも伝わっていれば嬉しく思います。